康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1212 ページ)
【酉集中】【貝部】贍;康煕筆画:20;頁 1212
『唐韻』『集韻』『韻会』時艶切、『正韻』舒贍切、苫の去声に読む。
『説文』供給す。
『玉篇』周済す。仮借して助くをいう。
『孟子』是れ惟だ死を救うとも、猶お供給に足らざるを恐る。
【趙岐注】飢寒に罹りて供給せざらんことを恐る。
又『後漢書・李王鄧来伝賛』李通・鄧晨は豪富にして充裕なり。
【注】鄧晨は世々二千石を務めて豪族と為り、李通は家資豊饒にして充裕と為る。
又『班固伝論』班固の文は富麗にして叙事詳備なり。
又「澹」と同じ。
『史記・司馬相如伝』沈濁を濾し、災害を安んず。
【注】索隠に曰く、『漢書』に「沈を灑ぎ災を澹ぐ」と作る。澹とは安んずるの義なり。
又『前漢書・食貨志』猶お其の欲を満たすに足らず。
【注】師古に曰く、澹は古に「贍」に通ず。
『集韻』「贍」、或いは「」に作る。また「儋」とも書く。