康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1440 ページ)
【亥集上】【馬部】騏;康煕筆画:18;頁 1440。古文。『唐韻』『集韻』『韻会』渠之切、『正韻』渠宜切、音奇。『説文』に「馬の青黒色にして、文様は碁盤の格子の如し」とある。『詩・秦風』に「我が騏馵を駕す」とあり、注に「騏は文あるを指す」、疏に「青黒なるを綦と謂う。馬の名を騏と為すは、その色の綦紋を成すを知るが故なり」とある。『爾雅・釈獣』に「驨は馬に似て一角あり、角なきを騏と曰う」とある。また県名。『前漢・地理志』に「河東郡騏県」とあり、注に「侯国」とある。また姓。漢に騏殷あり、下邽県令たり。また『古今注』に「兗州の人、白鯉を白騏と謂う」とある。