康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 532 ページ)
【辰集上】【木部】棋;康煕筆画:12;頁碼:532 頁 03 行
「棊」に同じ。
また『集韻』『韻会』には「居之切」とあり、音は「基」。「集韻」によれば根底の意。時に「檱」とも書く。『史記・律書』に「万物根棋」と見える。
棊は『唐韻』『集韻』『韻会』に「渠之切」、『正韻』に「渠宜切」とあり、音は「其」。時に「碁」または「櫀」とも書き、通じて「棋」と書く。『説文解字』によれば博戯に用いる駒のこと。『徐曰』に「棊とは方正なる物の名なり。古来一般に博戯に用いる駒を棊と称す」とある。
また『楚辞・招魂』に「玉飾りの籌、象牙製の棋子、および六博の具」と見え、『注』に「樗蒲の遊戯における馬棋なり」と釈す。
また『博物志』に「堯が囲碁を創め、丹朱が碁を善くした」とある。
また劉向『説苑』に「雍周が孟嘗君に謂って曰く、君閑居して象戯を為すは、亦た戦の類なるや」と見える。