康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 281 ページ)
【寅集上】【宀部】宁;康熙筆画:14;頁碼:281 頁 12 行。【唐韻】直呂切。【集韻】【韻会】展呂切。音は「佇」。【爾雅・釈宮】門と屏の間を寧と謂う。【礼記・曲礼】天子は寧に当りて立つ。【注】門の内、屏の外、人君が朝を見て寧立する処なり。又【集韻】通じて「著」に作る。【詩・斉風】我を寧に俟つや而れ。今は「著」に作る。又【広韻】直魚切。【集韻】【韻会】【正韻】如切。音は「除」。義同じ。又【説文】寧は積物を弁ずるなり。上の隆ちて四周の形なるを象る。按ずるに、積物とは『爾雅』の正意に背く。『韻会』六麌に分注す。考証:【説文】に「寧は積物を辦ず」とある。謹んで原文に照らし、「辦」を「辨」に改む。