康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 883 ページ)
【未集上】【竹部】筑;康熙画数:15;頁碼:883 頁 09 行。【広韻】【集韻】【韻会】張六切、【正韻】之六切、音は竹。【説文】筑とは、竹を曲げて作り、五弦を備えた楽器である。【釈名】筑とは、竹をもってこれを打ち、竹柄をもって撃つ楽器である。【風俗通】形は瑟に似て頭部が大きく、弦を張り、竹をもってこれを打つゆえに筑と名づく。顔師古いわく、筑の形は瑟に似て小さく、頸は細長し。【広韻】筑は箏に似て十三弦あり。【史記・荊軻伝】高漸離筑を撃ち、荊軻は筑の声に合わせて市中にて歌う。また【爾雅・釈言】筑は拾うの義なり。【注】拾い集むるをいう。【疏】『金縢』に曰く、大風に倒れたる木はみな起こして拾い整える。馬融いわく、その木を起こし、その禾穀を拾う。また【広韻】直六切、【集韻】佇六切、音は逐。【前漢・地理志】南陽郡に筑陽県あり。【注】筑は逐と読む。【水経注】沔水は南流して筑陽県の東を過ぎ、筑水は房陵の東に発し、その県を経て流る。【集韻】時にと作る。