康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1519 ページ)
【亥集下】【黒部】黙;康煕筆画:16;頁碼:頁 1519 第 11。【唐韻】亡北切。【集韻】【韻会】【正韻】密北切。音は墨。【説文】犬が突然人を追うことを指す。また【広韻】黒色を指す。また静かで奥深く、語らない状態を指す。【易・繋辞】君子の処世の道は、時に沈黙し時に語る。【書・説命】恭しく沈黙して正道を考える。また姓とする。【姓譜】明代に黙思道という者がいた。また「嘿」と書くこともある。【前漢・成帝紀】朝廷に臨みて深遠に静黙す。また「墨」と書くこともある。【前漢・竇嬰伝】默默として志を得ず。また「𪐀」と書くこともある。【前漢・東方朔伝】呉王黙然たり。また莫卜切に叶い、音は木。【楚辞・九章】眼前幽暗にして渺茫たり、四周寂として声なし。愁思鬱結して心頭に縈繞すや、憂痛を受けて長期に窮す。また「繆」または「脈脈」とも通ず。