康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 771 ページ)
【午集中】【疒部】疽;康煕筆画:10;頁碼:771 頁 16 行。『唐韻』七余切、『集韻』千余切、『韻会』七余切、音は苴に同じ。『説文』に「久癰なり」とあり。医書に「癰は六腑不和の生ずる所なり。疽は五蔵不調の致す所なり。陽陰に滞れば癰を生じ、陰陽に滞れば疽を生ず」という。『左伝・襄公十九年』に「荀偃、疸疽を患う」とあり、注に「疸疽は悪創なり」、疏に「疽は癰なり」という。『史記・孫呉伝』に「卒に疽を病む者あり、起きて之を吮(すす)ぐ」とある。『正字通』に「癰の深き者を疽と曰う。疽は深くして悪し、癰は浅くして大なり」という。また『集韻』子与切、『正韻』再呂切、苴の上声。『集韻』に「疽は痒病なり」とある。