康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1460 ページ)
【亥集上】【鬼部】鬾;康煕筆画:14;頁碼:1460 頁 45 行。『広韻』『集韻』に渠羈切、音は奇。『説文』に「鬼の服」とあり。一説に小児の鬼という。『韓詩外伝』に「鄭交甫、二女の鬾服に逢う」と見える。『張衡・東京賦』に「八霊これを震慴す、況や鬾と畢方をや」とあり。注に「鬾は小児の鬼なり」という。また『急就篇』に「射鬾して辟邪し羣凶を除く」とあり。注に「射鬾とは天剛卯を謂う。金玉及び桃木をもって刻みてこれを作る。一名を欬攺という。その上に銘あり、旁に孔を穿ち、綵絲をもって系し、臂に繋ぐ。亦た精魅を逐う所以なり」という。また『唐韻』『集韻』に奇寄切、音は芰。また『集韻』に巨綺切、音は技。義同じ。考証:『韓詩外伝』に「鄭交甫、士女の鬾服に逢う」とあるが、謹んで原文に照らし「士女」を「二女」に改む。