康熙字典解説
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【卯集下】【攴部】攻;康熙画数 7;頁碼 468 第 16。『唐韻』古洪切、『集韻』『韻会』沽紅切、『正韻』古紅切、音は公。『説文』に「撃つ」とあり。『博雅』に「伐つ」とあり。『易・同人』に「その墉に乗りて克く攻むべからず」とあり。『書・伊訓』に「鳴条より攻めを造る」とあり。また『類篇』に「一に曰く治む」とあり。『書・甘誓』に「左は左に攻めず」とあり。伝に「治む」と注す。『論語』に「異端を攻む」とあり。また『詩・小雅』に「我が車既に攻し」とあり。伝に「攻、善なり」と注す。朱伝に「攻、堅なり」と注す。また心も物欲に侵さるるを攻と曰う。『唐書・太宗紀』に「一心にして之を攻むる者衆し」とあり。また人の過失を摘発するも亦た攻と曰う。『蜀志・諸葛亮伝』に「吾が闕を勤めて攻めば、則ち事定まるべし」とあり。また『詩・大雅』に「庶民之を攻む」とあり。伝に「攻、猶お作るがごとし」と注す。また『博雅』に「攻、~なり」とあり(原文欠字)。また姓なり。『何氏姓苑』に「漢に攻生単あり」とあり。また『広韻』に古冬切、音は釭。義同じ。また『集韻』に古送切、音は貢。『周礼・夏官・司弓矢』に「利く攻守す」とあり。『釈文』に「攻、字の如し、劉は貢と読む」とあり。また『韻補』に姑黄切に叶う。『史記・亀策伝』に「周地に入り、太公望を得て、卒と兵を集め、之と相攻む」とあり。『説文』に「攴に従って攻を作す」とあり。攻字は元来攴に従って作れり。考証:『博雅』に「攻、殹の下に革」とある。謹んで原文に照らし、「殹の下に革」を改む。