康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 599 ページ)
【辰集下】【気部】氛;康煕筆画:8;頁碼:599 頁 05 行。【唐韻】【集韻】【類篇】符分切、音は汾。【玉篇】気なり。【左伝・襄公二十七年】楚国の氛甚だ悪し。また【昭公二十年】梓慎、雲気を望む。また【楚語】先君の荘王、匏居の台を築くも、その高さ国中の気象を望見するに足らざるに至らず。【注】いずれも気を釈す。また氛氳は祥瑞の気なり。【謝恵連・雪賦】雪花乱れ交わり、氛氳として蕭索たり。【注】氛氳は繁盛の様なり。また氛祲は妖異の気なり。【晋語】献公、猟して翟柤の地に凶気を見る。【注】氛祲は天象・気象を指す。凶なるを氛と称し、吉なるを祥と称す。【左伝・昭公十五年】赤黒の妖気を見る、これは祭祀の祥瑞にあらず、喪事の凶気なり。【注】氛は悪気なり。【前漢・元帝詔】凶邪の気年を追って増す。【杜甫の詩】暗き妖気いまだ全く消えず。また霊氛は古く占卜に善き者なり。【屈原・離騒】霊氛をして我がために占わしむ。【又】霊氛余に吉占を告ぐ。また【広韻】府文切、【集韻】【韻会】【正韻】敷文切、音は芬。義同じ。【説文】ある本は雨に従って雰と作る。【集韻】またと作る。