康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 918 ページ)
【未集中】【糸部】紡;康煕筆画 10、頁 918。『広韻』『正韻』妃両切、『集韻』『韻会』撫両切、音は仿に同じ。『説文』に「網絲なり」とあり。『広韻』に「績紡」とあり。『急就篇註』に「麻絲の屬を紡切って纑縷と為すを謂う」とあり。『儀礼・聘礼』に「賄は束紡を用う」とあり。註に「紡は絲を紡いで之を作る、今の縛なり」とある。『左伝・昭公十九年』に「紀鄣に託して紡ぐ」とあり。疏に「紡は麻を紡いで纑を作すを謂う」とある。また『晋語』に「献子執えて庭の槐に紡ぐ」とあり。註に「紡は縣(懸)なり」とある。考証:『儀礼・聘礼』の「賄は吏紡を用う」は、原文に照らして「吏紡」を「束紡」に改むべし。