康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 979 ページ)
【未集下】【肉部】胝;康熙画数:11;頁碼:979 頁 08 行。『唐韻』竹尼切、『集韻』『韻会』張尼切、音は「疷」に同じ。『説文』に「腄(足の裏)」と釈す。『玉篇』に手足に生ずる堅き皮を指す。『広韻』に皮膚の厚きをいう。『韻会』に手足が摩擦により生ずる厚き皮を指す。『集韻』に一説に繭子を指す。『前漢・司馬相如伝』に「自ら労して手足に胝を生じ、脛に毛なし」とあり、【注】に「手足の厚き皮を指す」という。『荀子・子道篇』に「耕し田を営み樹を植えて、手足みな胝を生じ、以て父母を養う」とある。『任昉・百辟勧進箋』に「宋を救わんとして足に層々の胝を生じ、楚を保たんとして足に重々たる胝を生ず」という。また『集韻』に称脂切、音「」(欠字)に同じ。鳥の胃を指す。一説に胵は五臓の総称なり。『博雅』に「百葉(牛・羊等の反芻動物の胃)を膍胵という」とあり、元は「胵」と書く。時に「氐」を偏に用う。また了計切、音「帝」に同じ。祭祀に用いる犠牲の体の根本部分を指す。また『正韻』に旨而切、音「支」に同じ。義同じ。