康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1286 ページ)
【酉集下】【酉部】醞;康煕筆画:17;頁 1286。『唐韻』『正韻』於問切、『集韻』『韻会』紆問切、音は愠。『説文』に「醸すなり」。『玉篇』に「酒を醸すなり」。『張衡・南都賦』に「酒則ち九醞甘醴、十旬兼ねて清し」。注に「九醞・十旬は皆醸法を以て酒に名づく」。『王僧達・顔延年に答ふる詩』に「春醞時に献じて斟ず」。また『正韻』に「醞藉は含蓄なり」。『前漢書・薛広徳伝』に「広徳為人温雅にして醞藉あり」。注に師古曰く「醞は醸すに如しと言う」。『北史・崔瞻伝』に「太保より後吏事を重んじ、容止醞藉なる者を潦倒と謂う。瞻終に改めず」。また『集韻』に「通じて温と作す」。『詩・小雅』に「酒を飲んで温克す」。箋に「猶お能く醞藉して自ら持ちて勝つ」。『陸徳明・音義』に「温は去声」。『礼記・礼器』に「温の至り」。注に「温藉と為す。温は醞に通ず」。また『広韻』于粉切、『集韻』委隕切、『韻会』『正韻』委粉切、音は恽。義同じ。