康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 735 ページ)
【午集上】【玉部】琰;康煕筆画:13;頁碼:735 頁 06 行。『唐韻』『韻会』に「以冉切」、音は同じ。『説文』に「璧の上に現れる美しき色沢なり。形は玉に従い、炎は意を表すと同時に声を表す」とある。『広韻』に「玉の名の一」とあり。『韻会』に「琰の字は炎に取って義とし、光焔のごとく昇るを指す。また上端鋭き圭を指す」とある。『周礼・春官・典瑞』に「琰圭を用いて諸侯の行いを正しめ、悪を除く」とあり。注に「琰圭は鋒鋭の尖端を有し、誅伐を象る。諸侯に不善の行いあらば、天子使者を遣わして征討するに、手に琰圭を執りて符信の証とす」とある。また『冬官・考工記』に「琰圭の長さ九寸」とあり。注に「凡そ圭、その琰部(上端鋭き部分)は一寸半なり。琰圭の琰部は一寸半に加え、さらに半寸を加えて彫飾とす」とある。また人名にも用いる。詳解は前出の「琬」の注に譲る。