康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 929 ページ)
【未集中】【糸部】緆;康煕筆画:14;頁碼:929 頁 04 行
『広韻』先撃切、『集韻』『韻会』先的切、音は「錫」に同じ。
『説文解字』細布を指す。
『玉篇』麻布を加工することを指す。また「裼」とも書く。
『儀礼・既夕』に「縓綼緆」とある。
【注】裳を飾るにあたり、布幅の縁を「綼」、下端を「緆」という。
また「錫」に通ず。
『儀礼・燕礼』に「公尊瓦大両、豊有り、幂は絤若しくは錫を用う」と載せる。
【注】今文の本は「錫」を「緆」と作る。
『司馬相如・子虚賦』に「阿緆を被く」とある。
【注】張揖曰く、細布を指す。「緆」と「錫」は古て相通ずる字なり。
また『集韻』以豉切、音は「易」に同じ。「袘」あるいは「緆」と作り、裳の下縁を指す。
考証:『儀礼・既夕』「縓綼緆」。
【注】裳を飾るにあたり、布幅なるを「綼」、下摆なるを「裼」とす。謹んで原注の「裼」を「緆」に改む。