康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 956 ページ)
【未集中】【羽部】翕;康煕筆画:12;頁碼:956 頁上段 42。『広韻』『正韻』許及切、『集韻』『韻会』迄及切、音「吸」に同じ。『説文』に興起するの意。『爾雅・釈詁』に「翕は合するなり」。『書・臯陶謨』に「広く受け普遍く行う」。『詩・小雅』に「兄弟既に和睦す」。また『易・繋辞』坤卦に「静なる時は斂む」。〔註〕斂むとは聚まるの意。また『詩・小雅』に「南方に箕星あり、まさにその舌を長ず」。〔箋〕翕とは引きて長くするがごとし。また『爾雅・釈訓』に「相和し相誹り、職を謹む者なし」。〔疏〕『詩経・小雅』に「翕翕訿訿」とあり。按ずるに今の『詩経』は「潝」に作る。また『広雅』に「翕翕は熾盛の意」。『広韻』に火をもって烘烤す。また動作を表し、興盛の意。