康熙字典解説
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【申集上】【艸部】荑;康煕筆画:12;頁碼:頁 1031 第 07【広韻】杜奚切【集韻】【韻会】田黎切、音は啼。【玉篇】初めて生えた茅。【詩・邶風】野より荑を採りて相贈る。【衞風】手は柔らかなる初生の茅の芽のごとし。また草木の初めて生ずる様を指す。【晋書・郭璞伝】蘭草と初生の嫩芽と争って挺出す。【謝霊運詩】原隰に低湿の処、初めて生ずる緑柳。また泛指して雑草をいう。【孟子】熟せざれば、稗子のごとき雑草にも劣る。「稊」の字に通ず。また【広韻】以脂切【集韻】延知切、音は夷。【爾雅・釈草】莁荑、すなわち蔱蘠なり。【註】莁荑は草名、一名白蕢。また雑草を刈り除くを荑という。【周礼・地官】凡そ沢地に稼穡するは、水もて雑草を淹滅し、而して之を刈り除く。或いは「」と作る。考証:【謝霊運詩】草木荑緑柳。謹んで原詩に照らし、「草木」を「原隰」に改む。