康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1472 ページ)
【亥集上】【魚部】鯖;康煕筆画:19;頁 1472。『広韻』『集韻』は諸盈切、『正韻』は諸成切、音は征。魚を煮て肉を煎ずるを鯖と曰う。あるいは鯖と書く。『西京雑記』に「婁護、五侯の門に遊び、毎朝、五侯食物を贈る。護、贈られし物を合せて鯖を作り、世これを五侯鯖と謂う」とある。『広韻』にもまたと書く。また『広韻』『集韻』は倉経切、音は青。魚名。色青く、枕骨あり。『正字通』に「形草魚に似て青く、即ち青魚なり。俗称して烏鱧とし、南人これを用いて漬魚を作る」とある。『本草図経』に「青魚は古くは鯖の字に作り、いわゆる五侯の漬魚なり」とある。左思『呉都賦』に「鼊・鯖・鰐」とあり、注に「鯖魚は交趾・合浦等の郡に出ず」とある。また『集韻』は親盈切、『正韻』は七情切、音は清。義同じ。