康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 760 ページ)
【午集上】【田部】畔;康煕筆画:10;頁碼:760 頁第 37 行。【広韻】【集韻】【正韻】薄半切、音は叛。【説文】田の境なり。【左伝・襄公二十五年】事を為すに慮り越えず、猶ほ農田に畔あるが如し。【史記・周本紀】耕す者皆互いに畔を譲る。また【博雅】に曰く、畔は背くの意味なり。【書・胤征】職を擅に去る。また「叛」に通じ、背反の意味なり。【礼記・王制】制度と服飾を改むる者は叛逆なり、叛逆せば君主之を討つ。【前漢・高帝紀】漢王関中を併せしに、斉王・梁王之に背けり。また【詩・大雅】に曰く、かく跋扈するなかれ。【箋】畔援とは、すなわち跋扈の意味なり。【釈文】韓詩に曰く、畔援は勇武強横の意味なり。また【韻補】皮変切に叶い、音は卞なり。【杜篤・論都賦】昔強秦に在りて、始めて疆土を開く。覇は岐・雍に始まり、国富み人繁衍す。衍は音宴なり。また【転注古音】畔は盤と読む。【漢】易の屯卦「盤桓して貞に居る」を引く。