康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 499 ページ)
【辰集上】【日部】暮;康煕筆画:15;頁碼:499 頁下段 21。『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「莫故切」とあり、「慕」の音で読む。元は「莫」と書いた。『説文』に「莫」を釈して「日の将に沈まんとするなり」とあり、字形は「日」と「茻」とより成る。【註】平らなる野において遠く日を望み、まさに落ちんとするさまは、あたかも草莽の中に陥るがごし。『史記・伍子胥伝』に「日は暮れんとして路なお遠し」。屈原『離騒』に「美人の歳暮を恐る」。按ずるに、古経典はみな「莫」と作れり。今あるいは「暮」の字を襲用す。