康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 595 ページ)
【巳集下】【牛部】牦;康煕筆画:15;頁 595『集韻』に「謨袍切、音は毛」とあり。牛の名なり。今いわゆる犏牛なるものなり。師古の説に曰く。『正字通』に「牦牛は甘粛臨洮及び西南の境外に出ず。野牛なり。人多く之を畜養す。形状水牛に似て、膝・尾・背脊・頤下の黒毛は一尺許り長く、尾また長く大にして斗のごとく、常に自ら愛護す。古は其の毛を取って旌旗の飾りと為し、今は人これを用いて帽の纓穂と為す。毛色白を雑うる者は、茜草をもって赤く染めて用う。『山海経』に潘侯山に牛有り、四足の節に毛生ずと記す。即ち此の牛なり。或いは髦と書き、又 と書き、又旄と書く。或いは略して毛と書く。師古、即ち犏牛なりと説くも、非なり。」