康熙字典解説
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【辰集中】【木部】模。康煕筆画 15、頁碼 551 の 02。『唐韻』『正韻』に「莫胡切」、音は「謨」に同じ。『説文』に「法度・規範なり」とあり。『徐曰』に「木を以て作る所の標準様式を指す」とある。『広韻』にまた「形状・様子」の義あり。また『集韻』『韻会』に「蒙晡切」、音は「摹」に同じく、義も同じ。『左思・魏都賦』に「木工より完全なる法式を得たり」。『張衡・帰田賦』に「三皇の法則規範を陳ぶ」。『揚子・方言』に「小を広げて大ならしむるを廓と謂う。陳・楚の間ではこれを模と曰う」。『韓愈・岣嵝禹詩』に「碑文の字形は倒れ垂れる薤の葉の如く、その状甚だ奇なり」。また「摹橅」とも書く。『史記・漢高紀』に「その規画規模甚だ宏大深遠なり」。『前漢・韋元成伝』に「その規画法度明らかに視るべし」、音義ともに同じ。また樹木の名なり。『淮南子・草木譜』に「模樹は周公の墓上に生ず。その葉は春には青く、夏には赤く、秋には白く、冬には黒し。其の色四季の正色に合するが故なり」。