康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1404 ページ)
【戌集下】【頁部】頯;康熙筆画:16;ページ番号:1404 頁 23 行目
『五音集韻』に「苦対切」、音は「塊」に同じ。
『荘子・大宗師』に「その容は寂として、その頯は広にして樸なり」。
【註】頯は、広くて質素なさまを形容す。音は苦対反。向秀の本作は「」に作る。
また『集韻』に「苦軌切」、音は「巋」に同じ。義も同じ。
また『荘子・天道篇』に「頯高くして光沢あるさま」。
【註】額が高く、露わにして光彩ある美しき相貌を形容す。
また『広韻』に「居洧切」、『集韻』に「矩鮪切」、音は「晷」に同じ。
『広韻』に小頭を指す。
『爾雅・釈魚』に「貝類の蚆は、中広くして両端尖る」。
【註】頯は、ここに中広くして両端尖るを指す。
また『集韻』に「苦委切」、『韻会』に「犬蕊切」、音は「垝」に同じ。義も同じ。
また『集韻』に頬を指す。別の義に厚し。
また『唐韻』に「渠追切」、『集韻』『韻会』に「渠亀切」、『正韻』に「渠為切」、音は「逵」に同じ。
『説文』に顴骨を指す。
『集韻』に頬の骨。別の義に厚し。時に「頄」とも作る。
また地名を指す。
『左伝・哀公十六年』に「王孫燕、頯黄に亡ぶ」。
【註】頯黄は呉の地なり。頯の音は求亀反。
また『集韻』に「渠尤切」、音は「求」に同じ。これも頬骨を指す。「頄」に同じ。
『正字通』に字形は「月」に従う。「月」は肉の義なり。俗体は「夕」に従うも誤りなり。