康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1260 ページ)
【酉集下】【辵部】逵;康煕筆画:15;ページ番号:1260 頁第 05。『広韻』渠追切、『集韻』『韻会』渠亀切、『正韻』渠為切、音は騤に同じ。『説文』に「九達する道なり」とあり。『爾雅・釈宮』に「九達を逵と謂う」とあり。注に「四つの道が交差し、さらに旁道あるなり」という。『左伝・隠公十一年』に「大逵に至る」とあり。杜預の注に「逵道は方九軌なり」という。また逵泉は魯の地名なり。『左伝・荘公三十二年』に「帰りて逵泉に及ぶ」とあり。また岐尤切に叶い、音は求に同じ。『詩・周南』に「中逵に施す」とあり、下の仇に叶う。『説文』には本馗に作る。考証:『左伝・隠公十一年』に「入りて大逵に及ぶ」とあり。注に「涂方九軌を逵と曰う」とある。謹んで原文により「入」の字を省き、注以下を改めて「杜註、逵道方九軌也」とする。