康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 263 ページ)
【丑集下】【女部】娵;康煕筆画:11;頁碼:263 頁 29 行目。『広韻』子于切、『集韻』『韻会』遵須切、音は諏に同じ。娵訾は星宿の次第の名なり。『爾雅・釈天』に「娵訾之口」とあり、営室と東壁を指す。〔註〕尾宿十六度より奎宿四度に至るを娵訾と称し、衛地の分野に当たり、并州に属す。また娵訾は帝嚳の妃にして摯を生む。『前漢・古今人表』に見ゆ。また閭娵は魏の美人なり。『東方朔・七諌』に「閭娵は醜し」という。一説に明娵ともいう。また蛮語に魚を娵隅と称す。『郝隆・南蛮参軍詩』に「娵隅清池に躍る」とあり。また『集韻』に甾尤切、音鄒。女子の名なり。また此苟切、娵は上声に読む。美女を指す。考証:『前漢・古今人物表』に就き、原書に従い「物」の字を省く。