康熙字典解説
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【戌集中】【阜字部】陬;康煕筆画:16;頁碼:頁 1352 第 23
『唐韻』子侯切、『集韻』『韻会』『正韻』将侯切、音は緅。
『説文』阪の隅なり。
『戦国策』康王の時、雀城の陬に生ず。
『史記・絳侯世家』後呉壁の東南の陬に奔る。
また『爾雅・釈天』正月を陬と為す。
『史記・暦書』閏余次を乖き孟陬殄滅す。
【注】正月を孟陬と為す。
『屈原・離騒』摂提孟陬に貞し。
また『荘子・天地篇』子貢陬して色を変じ、顼顼然として自ら得ず。
【注】陬、愧恧の貌なり。
また黔陬、漢の県、山に因りて名づく。
『前漢・地理志』琅邪郡黔陬県。
【注】故の介国なり。
『後漢・淳于恭伝』客として琅邪黔陬山に隠る。
また『広韻』聚居なり。
また『前漢・西域伝』昆莫その孫岑陬をして公主を尚ばしめんと欲す。
『史記・大宛伝』岑娶と作る。
【注】陬、子侯反。
また『広韻』側鳩切、『集韻』甾尤切、音は鄒。
『玉篇』隅なり。
また『広韻』郷の名。
『類篇』魯の邑。
『史記・孔子世家』孔子魯の昌平郷陬邑に生まる。
【注】陬、孔子の父叔梁紇の治むる邑なり。
『論語』鄹人の子と作る。
また『広韻』子于切、『集韻』遵須切、音は諏。
『張衡・南都賦』天封大胡、列仙の陬、上平衍にして曠蕩、下蒙籠にして崎嶇。
『集韻』或いはに作る。