康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1404 ページ)
【戌集下】【頁部】頰;康煕筆画:16;頁 1404。【広韻】【正韻】古協切、【集韻】【韻会】吉協切、音は筴(キョウ)。【説文】に「面の旁なり」とあり。【博雅】に「輔を頰という」とあり。【釈名】に「頰は夾なり、両旁を称す。また食物を夾んで斂むるを取れり」とあり。【易・咸卦】に「その輔頰舌を咸ず」とあり。【疏】に「輔頰舌とは言語の具なり」という。また【前漢・高帝紀】に「漢王、酈食其に謂って曰く、緩頰して往き魏王豹を説け」とあり。【註】に「徐言し譬喩を引くなり」という。また地名なり。【公羊伝・定公十年】に「公、齊侯と頰谷に会う」とあり。【左伝】には夾谷に作る。また【正字通】に「赤頰は鶴の別名なり。また批頰は鴔鵖鳥の別名なり」とあり。【集韻】に籀文は に作り、または脥に作るとあり。考証:【釈名】の「輔國の頰」について、謹んで按ずるに、「國」は「謂」に作るべし。この語は【博雅】に出づ。今原文に据りて改む。【博雅】に「輔を頰という」。【逸雅】の「頰、夾也」について、謹んで按ずるに、この語は【釈名】に出づ。今「逸雅」を「釈名」に改む。