康熙字典解説
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【亥集中】【鳥部】鴔;康煕筆画:16;頁碼:1485 頁第 11 行。『集韻』に「匐急切」とあり、同字である。『玉篇』に「鴔鵖なり」とある。『集韻』に「鵖鴔は鳥名にして戴勝なり」とある。『爾雅・釈鳥』に「鵖鴔、戴鵀」とあり、郭璞の注に「鵀とは頭上の勝のことで、また戴勝とも呼ぶ。鵖鴔は鶝のごとく、語音が転じたものである」とある。疏に「戴勝は斉魯の間では鵖鴔という」とある。按ずるに、『丹鉛録』に云う、「唐の盧延遜の詩に『树上咨諏批鵊鳥』、王安石の詩に『藉草聴批頰』とあり。批頬はいかなる形状か詳らかならず、あるいは鵯頬なるべし。李時珍は批頬を升菴の駕犁とし、一名を烏臼として五更に架架格格と鳴くものとする。滇人はこれを搾油郎といい、また鳳凰皂隷ともいう。汴人は夏舌と呼び、燕のごとく黑色にして長尾に分岐あり、頭に勝を戴く。すなわち『爾雅』の鵖鴔戴鵀これなり。鵖鴔は匹及切にして、匹及の音が転じて批頬となる」。また『集韻』に「訖立切、音急」、また「房六切、音伏」。義同じ。