康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 947 ページ)
【未集中】【网部】罘;康熙筆画:10;頁碼:947 頁上段第 07 字。『広韻』縛謀切、『集韻』房尤切、『正韻』房鳩切、音は浮。兎を捕らえる網。『玉篇』に同じ。『史記・司馬相如伝』に「罘罔山に弥る」とあり。注に郭璞曰く、「罘は罝なり」。また之罘は山名。『史記・秦始皇本紀』に「之罘に登る」とあり。『前漢書・郊祀志』の注に、「之罘山は東萊郡腄県に在り」とある。また罘罳(ふし)あり。『前漢書・文帝紀』に「未央宮東闕、罘罳災う」とあり。注に師古曰く、「罘罳とは闕に連なる曲閣を謂う。重刻して垣牖を覆う処にして、その形罘罳たり」。あるいは屏ともいう。『釈名』に「罘罳は門外に在り。罘は復なり、罳は思なり。臣将に入て事を請う、此において複重にこれを思うなり」とある。また『集韻』に盆悲切、音は邳。芳無切、音は敷。義同じ。