康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 583 ページ)
【辰集下】【歹部】殫;康煕筆画:16;頁 583。『唐韻』都寒切、『集韻』『韻会』多寒切、音は単。『説文』に「極め尽くす」とあり。『班固・西都賦』に「百獣駭きて殫ず」と見え、また凡そ尽きるを皆「殫」という。『司馬相如・子虚賦』に「人物の変態を殫しく睹(み)る」、『張衡・西京賦』に「未だ見ざる所を殫くす」とあり。「単」に通ず。『詩・周頌』に「其の心を単(たん)す」、『礼記・祭義』に「歳既に単(たん)なり」とあり、皆「殫」と同し。また『韻補』に「都懸切に叶(かな)い、音は顛」とあり。『張衡・東京賦』に「上(かみ)に福を祈り、もって虔(つつし)む所以(ゆえん)を思う。粛粛たる儀尽き、穆穆たる礼殫ず」と見える。