康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1208 ページ)
【酉集中】【貝部】資;康煕筆画 13、頁 1208。『唐韻』即夷切、『集韻』『韻会』『正韻』津私切、音は咨。『説文』に「貨なり」とある。『易・旅卦』に「旅すなわち次に就き、その資を懐く」とあり、注に「必ず宿を得て、その財物を懐蔵す」という。また『易・乾卦』に「万物資って始まる」とあり、『釈文』に「資は取り用うるなり」とある。また『儀礼・聘礼』に「歳月の資を問う」とあり、注に「資は旅途の費用なり」という。また『五経文字』に「齎は資と同じ」とあり、『儀礼・少牢饋食礼』に「黍を資して羊俎の両端に置く」とあり、注に「資は減ずるがごとし」という。今文では資を齎と書く。また咨と同じ。『礼記・緇衣』に「民惟だ怨資と曰う」とあり、『尚書』では咨と作る。また姓なり。『玉海』に資氏とあり、『留・風俗伝』に「黄帝の後裔なり」という。『四明志』に「会稽に資姓あり」とある。また『集韻』に資四切とあり、恣と同じ。秦の刻石文では恣を資と書く。