康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 934 ページ)
【未集中】【糸部】縝;康熙筆画 16、頁 934。『広韻』昌眞切、『集韻』『正韻』称人切、音は嗔。『博雅』に「縝は纑縷なり」とあり。『揚子・方言』に「纑を縝と謂う」とあり。『広韻』に「と同じ」とある。また『集韻』痴鄰切、音は伸。之忍切、音は〇(欠字)。義同じ。また『広韻』章忍切、『集韻』『韻会』『正韻』止忍切、音は軫。『礼記・聘義』に「縝密にして栗たり」とあり。註に「縝は緻なり」とある。また『博雅』に「縝は黒し」とあり。謝朓『晩登三山望京邑の詩』に「誰か能く縝を変ぜざらん」とあり。註に「縝は鬒と同じ」とある。また『広韻』に「結ぶなり、単なり」とある。また『前漢書・司馬相如伝』の註に「縝紛は衆盛なり」、音は丑人反とある。考証:謝朓『晩登三山望京邑の詩』の「誰縝不變」について、原書を照査して「誰」の下に「能」の字を増す。『広韻』丑人切、『集韻』之人切、音は眞。「縝紛なり」とある。謹んで按ずるに、『広韻』の縝字に丑人切の音なく、『集韻』之人切の下にも亦「縝紛也」の文なし。謹んで「前漢書司馬相如伝」の註「縝紛衆盛なり、音丑人反」と改む。