康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 126 ページ)
【子集下】【入部】兪;康煕筆画:9;ページ番号:126 ページ 15 行目
【唐韻】羊朱切、【集韻】【韻会】容朱切、【正韻】云倶切。読みは「臾」に同じ。
【爾雅・釈言】「然」の意。【疏】応諾し、承諾することを示す。
【書・堯典】帝曰く「兪」。【礼記・内則】男は唯、女は兪。【注】いずれも応答の詞なり。
【前漢・郊祀歌】星留まりて兪。【注】師古の説に曰く、「答」の意なり。
また姓とする。【韻会】『唐書』に兪俊臣あり。
また【唐韻】【集韻】丑救切。読みは「抽」の去声に同じ。【広韻】漢代の姓なり。
また【集韻】春遇切。読みは「輸」の去声に同じ。「隃」時に「兪」に作る。【説文解字】北陵西隃雁門とは此れを指す。
また【集韻】【類篇】夷周切。読みは「由」に同じ。「然」の意なり。
また【集韻】勇主切、【正韻】偶許切。読みは「愈」に同じ。【集韻】「兪兪」、容貌温和にして恭敬なるさまを形容す。【正韻】『荀子・仲尼篇』に「兪務兪遠」とあり。注に曰く、「愈」に読む。
また【集韻】春朱切。読みは「輸」に同じ。漢代の侯国の名にして、欒布ここに封ぜらる。一説に人名とす。『荘子・駢拇篇』の兪児は、古く味を弁ずるに善き者なり。
また【韻会】兪戍切。読みは「臾」の去声に同じ。「呴兪」、面色仁慈なるさまを形容す。