康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 99 ページ)
【子集上】【人部】余;康熙筆画:7;頁碼:99 頁 02 行。【唐韻】以諸切。【集韻】【韻会】羊諸切。【正韻】云居切。音は「余」。【説文】語の舒ぶるなり。【爾雅・釈詁】我なり。また四月を余月という。また接余は荇菜なり。また【前漢・匈奴伝】に「単于、繍衣を着し、褡・綺・錦・袷の被各一、比余あり」とある。【注】比余とは髪の飾りなり。また姓なり。由余の後なり。また【集韻】詳于切、音は「徐」。余吾は水名なり。朔方に在り。また【集韻】同都切、音は「徒」。史記の梼余は匈奴の山名なり。また于遮切、音は「邪」。褒余は蜀の地名なり。一作して褒斜とす。【漢陽厥】に褒斜を褒余と作る。また演女切に叶い、音は「与」。【楚辞・九思】に「鶉列兮喧嘩し、雉鳴兮余を聒す。昭華を抱き宝車をなし、炫耀せんと欲すれども取るべからず」とある。また「余」と同じ。【周礼・地官】委人に、「凡そその余聚めて頒賜を待つ」とある。【注】余は余と同じ。考証:【集韻】羊茹切、【韻会】羊諸切。謹んで按ずるに、【集韻】に余字は羊諸切にして、羊茹切にあらず。「羊茹切」の三字は謹んで省く。