康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 897 ページ)
【未集上】【竹部】簃;康煕筆画:17;頁碼:897 頁 07 行。『広韻』弋支切、『集韻』『韻会』余支切、『正韻』延知切、音は移。『説文』に「閣の辺にある小屋」とある。また『広韻』直離切、『集韻』『韻会』陳知切、音は池。宮室が相連なるを簃と謂う。『爾雅・釈器』に「連なるを簃と謂う」とあり、注に「堂楼閣の辺にある小屋、今これを簃と称す。観を連ねたるなり」とある。疏に「簃は、楼閣の辺に相連なる小屋の名なり」とある。また『集韻』丈爾切、音は豸。閣を連ねるなり。考証:『正韻』延知切、音は池。謹んで按ずるに、延知切は乃ち移字の音にして池字の音に非ず。今『正韻』の「延知切」の五字を上文の「音移」の上に移す。