康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1376 ページ)
【戌集中】【雨部】霞;康煕筆画:17;頁碼:1376 頁第 31。『唐韻』胡加切、『集韻』『韻会』『正韻』何加切、音は霞なり。『説文』赤き雲気なり。形は「雨」を偏旁とし、「叚」を声旁とす。『玉篇』東方の赤色を指す。『広韻』赤き雲気が騰りて雲となる。『集韻』雲と日光の気互いに迫る。『増韻』太陽の傍らの赤き雲なり。「赮」とも書く。また『字彙補』に曰く、漢代の複姓に「霞露」という姓あり。また「遐」と通ず。『楚辞・遠遊』に「営魄を載せて霞に登る」。朱註に曰く、古には「遐」に借りて用う。また『増韻』に「蝦」と通ず。『呉越春秋・烏鳶歌』に「霞を啄み翮を矯めて雲間に在り」。『字彙補』に「霞」すなわち「蝦」なり。また叶音して胡と読む。『楚辞・遠遊』に「六気を餐し沆瀣を飲み、正陽を漱ぎ朝霞を含む。神明の清澄を保ち、精気入りて粗穢除く」。また叶音して何と読む。『曹植・洛神賦』に「遠く之を望めば、皎として太陽朝霞に昇るが若し。近く之を察すれば、灼として芙渠緑波に出づるが若し」。