康熙字典解説
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【巳集上】【水部】潭;康煕筆画:16;頁碼:頁 650 第 13。『唐韻』『正韻』徒含切、『集韻』『韻会』徒南切、音は「覃」に同じ。水名を指す。『説文解字』に曰く、この水は武陵郡鐔成県の玉山に発す。また深い意を表す。『前漢書・揚雄伝』の「潭思渾天」の「潭」は深く思うの意である。また州名を指す。『広輿記』に曰く、長沙府は隋唐の時代には潭州と称した。また『集韻』『正韻』徐心切、音は「尋」に同じ。水際の深き所を指し、「潯」と同字なり。『揚雄・解嘲』の「或横江潭而漁」の「潭」即ち此の義なり。また『集韻』『正韻』夷針切、音は「淫」に同じ。「浸潭」は「浸淫」と同じ。『司馬相如・上林賦』に「浸潭促節」の句あり。『漢書』には「浸淫」と作る。また『広韻』『集韻』以荏切、音は某に同じ(原文欠字)。「潭濼」を指し、水波揺動する様を表す。時に「藫」とも書く。また『集韻』忍甚切、音は「荏」に同じ。義も同じ。考証:『説文解字』の「水出武陵潭成玉山」の一句は、原文に拠り「潭」を「鐔」に改むべし。