康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 901 ページ)
【未集上】【竹部】簭;康煕筆画:18;頁碼:901 頁 08 行。『字彙補』に「筮」に同じとある。『周礼・春官』に「簭人、中士二人」と見え、注に「蓍草を用いて占うを筮といい、その占法は『易経』に基づく」とある。また「簭人」は三つの『易』書を掌り、九種の簭法の名称を弁別する。第一を『連山』、第二を『帰蔵』、第三を『周易』という。九種の簭法の名称は、第一を巫更、第二を巫咸、第三を巫式、第四を巫目、第五を巫易、第六を巫比、第七を巫祠、第八を巫参、第九を巫環といい、これをもって吉凶を弁別する。注に「この九種の『巫』の字はいずれも『筮』の誤写であるべきだ」とある。また噛みつくことを指す。『周礼・冬官考工記』に「凡そ攫む、搏つ、攀る、噬むの類」とあり、注に「簭とは、口でものを噛んで食らうことである」とある。