【酉集中】【走部】趨;康煕筆画 17、頁 1219。『広韻』七逾切、『集韻』『韻会』『正韻』逡須切、取りて平声。『説文』に「走るなり」。『博雅』に「行うなり」。『釈名』に「疾行を趨と曰う。趨は赴く也、所至に赴く也」。『詩・斉風』に「巧趨蹌兮」。疏に「趨は今捷歩なり」。『礼記・曲礼』に「帷薄の外には趨らず」。注に「行きて足を張るを趨と曰う」。『爾雅・釈宮』に「門外を趨と謂う」。『古今注』に「『呉趨行』は呉人其の地を歌うものなり。陸機の『呉趨行』に曰く『我が呉趨を歌うを聴け』。趨は歩なり」。また樹の名。『斉民要術』に「自余の雑木、耳・趨各々其の時あり」。また『集韻』趨玉切。促と同じ。『礼記・楽記』に「衛音趨数煩志」。注に「趨数は促速と読む」。また『祭義』に「其の行うや趨趨として数なり」。『前漢書・高帝紀』に「令して趨り印を銷ぜしむ」。注に師古曰く「趨は促と読む。促は速きなり」。また趣と同じ。『礼記・月令』に「乃ち有司に命じて民をして収斂せしむべし」。釈文に「趣は本又趨に作り、音は促なり」。また『史記・天官書』に「其の趨舍して前なるを嬴と曰う」。注に索隠曰く「趨は聚と読み、促を謂うなり」。また『集韻』逡遇切、音覻。行くこと速きなり。また此苟切、音某。趣馬、或いは趨馬と作る。また『集韻』『類篇』千句切、音娶。行うなり、速きなり。『詩・斉風』に「巧趨蹌兮」。釈文にまた七遇反とあり。また『韻補』雌由切に叶う。『易林』に「車馳し人趨り、甲を巻いて相仇う」。『五経文字』に「趨は芻に従う、多く作る者は訛りなり」。『広韻』に俗に趍と作る。趍は本音池なり。『集韻』に或いは

と作る。