康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 839 ページ)
【午集下】【示部】礼;康煕筆画:18;頁碼:839 頁 22 行。『集韻』に「礼は古くは『礼』と書いた」とあり、詳細な注釈は十三画の項に見える。礼の古文は「礼」である。『広韻』では盧啓切、『集韻』『韻会』では里弟切、『正韻』では良以切で、音は「蠡」に同じ。『説文解字』に「礼は履なり。神に事えて福を祈るものなり」とある。『釈名』に「礼は体なり。その体を得て法を成す」とある。『韻会』に「孟子曰く、礼の本質は此れ二つを節し文ずるに在り。蓋し人心の仁義に因りて等級次序を立て、各々其の宜しきを得せしむるを礼と謂う」とあり、また姓としても用いる。『左伝』に衛の大夫に礼孔あり。徐鉉が言うに、「五礼の中に祭に如く重きものはなし。故に字形は『示』に従う。『豊』は祭祀に用うる器なり」。