康熙字典解説
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【申集中】【虫部】蜊;康熙筆画:13;頁碼:1084 頁下段 24。『唐韻』力脂切、『集韻』良脂切、音は棃に同じ。『類篇』に「蛤蜊は蟲の名にして海蚌なり」とある。『本草』に「東南海中に生ず。白き殻に紫の唇あり。大いさ二・三寸なるもの、閩・浙ではその肉を以て海錯に充つ」とある。『南史・王融伝』に「許事の知らざるは、且つ蛤蜊を食らえ」とあり。また犂と作る。『蜀志・郤正伝註』に『淮南子』を引いて「盧傲俯して之を視るに、方た亀殻を巻きて合棃を食らう」とある。また と作る。『王充・論衡』に「精を食らえば身軽し、故に神仙能くす。若士のごときは合の肉を食らうも、精軽の験なし、いかにしてか体を縦にして升らんや」とある。