康熙字典解説
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【申集上】【艸部】莅;康煕筆画:16;頁碼:1033 頁第 11。『唐韻』力至切、『正韻』力地切、音「利」に同じ。『韻会』に「臨」の義、すなわち到臨し治めるを謂う。『易経・明夷卦』に「君子以て衆を莅む」とあり。『尚書・周官』に「学ばざれば面牆するが若く、事に莅めば必ず棼乱す」という。また『穀梁伝・僖公三年』に「莅は位なり」、すなわち職位を謂うとある。また『集韻』に力質切、音「栗」に同じ。『司馬相如・上林賦』に「藰莅卉歙」とあり。『師古注』に林木の風に揺るぐ声を指すとある。『韻補』に曹植『禹賛』「商山に避隠して敢えて来らず。諸侯己に帰附すれば、乃ち天命の序を莅む」とあり。蒞、『集韻』に「莅」に同じ。