康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1225 ページ)
【酉集中】【足部】路;康煕筆画:13;頁碼:1225 頁下段 22 行
【唐韻】洛故切。【集韻】【韻会】【正韻】魯故切、音賂と同じ。
【説文】道なり。
【注】徐鉉曰く、道とは人の各々往く所なりと。
【釈名】路は露なり。人が履みて露なる所なり。
【周礼・夏官・合方氏】天下の道の通達を掌る。
【爾雅・釈宮】路は途なり。
【注】途は道なり。
【又】一達するを道という。
【注】長き道を指す。
又【爾雅・釈詁】路は大なり。
【詩経・大雅】厥声載路。
【箋】この時すでに声大なり。
又車を指す。
【詩経・魏風】彼其之子、公侯の路に殊なり。
【伝】路は車なり。
【周礼・春官・巾車】王の五路を記す。
【注】王の乗ずる所を路という。
【左伝・桓公二年】大路に越席を敷く。
【注】大路は玉路にして、天を祀る車のなり。
【疏】路は大の義なり。君の在す所は大を以て称す。門を路門といい、寝を路寝といい、車を路車という。
又鼓を指す。
【周礼・地官・鼓人】路鼓を以て鬼神を祀る。
【注】路鼓は四面の鼓なり。
又弓を指す。
【史記・孝武本紀】路弓乗矢。
又傾頽の様子を形容す。
【荀子・富国篇】田畴穢れ、都邑路す。
【注】路は城郭垣墉なきをいう。
又「輅」と同字。
【礼記・月令】鸞路に乗ず。
【釈文】路は本によりて輅に作る。
又姓なり。
【急就篇注】路は水名なり。因りて県名となり、涿郡に在り。居る者これを以て氏とす。漢に大夫路温舒あり。
又【集韻】歴各切、音洛と同じ。
【前漢書・揚雄伝】乃ち三嵏を周りて路し、司马の区と為す。
【注】晋灼曰く、路は落と読む。服虔曰く、竹を編みて虎落とし、此の山を囲む。師古曰く、落は累繞の義なり。縄を以て之を囲む。