康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 702 ページ)
【巳集下】【牛部】犍;康煕筆画:13;頁碼:702 頁 19 行。『唐韻』『集韻』『韻会』に居言切とあり、音は「鞬」に同じ。『説文解字』に去勢したる牛と釈す。また『玉篇』に豹に似たる獣あり、人の頭を一目に具うと記す。『山海経』に単張の山に獣あり、形は豹に似て尾長く、人の頭・牛の耳を一目に具え、名づけて諸犍という。よく大声で叱咤し、行くときは口にその尾を含み、休むときは尾を盤ねると記す。〔注〕郭璞曰く、音は犍牛の「犍」に同じ。また『前漢・地理志』に犍為郡ありと記す。〔注〕武帝建元六年に置き、益州に在り。また『集韻』に渠言切とあり、音は「」に同じ。郡名なり。また『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に渠焉切とあり、音は「虔」に同じ。『広韻』に犍為郡は嘉州に在りと記す。また『集韻』に紀偃切とあり、音は「湕」に同じ。獣名なり。牛に似たり。『玉篇』に時に「」と作る。『集韻』に時に「」と作る。