康熙字典解説
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【亥集中】【魚部】鯨;康煕筆画:19;頁碼:1473 頁 12 行目。【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】渠京切、音は擎。【説文】本は「」に作り、海の大きな魚なり。【玉篇】魚の王。【古今注】鯨魚とは海魚なり。大なる者は千里に長く、小なる者は数十丈。その雌を鯢と曰い、大なる者もまた千里に長く、眼は明月珠の如し。互いに鯢の字の註に詳らかなり。【後漢書・班固伝】ここに鯨魚を発し、華鐘を鏗然と鳴らす。【註】海岸中に大魚あり、名づけて鯨と曰う。また獣あり、名づけて蒲牢と曰う。蒲牢は素より鯨魚を畏れ、鯨魚蒲牢を撃てば、蒲牢輒ち大いに鳴く。凡そ鐘その声を大ならしめんと欲するときは、故に其上に蒲牢を作し、鐘を撞く者を鯨魚と名づく。また【西京雑記】汉武帝石を刻して鯨とし、昆明池に置く。毎に雷雨あれば、魚常に鳴吼し、鱗鬣皆動く。【杜甫の詩】石鯨の鱗甲秋風に動く。また【集韻】渠良切、音は彊。義同じ。