康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 418 ページ)
【卯集中】【手部】扞;康煕筆画:7;頁碼:418 頁 02 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】侯干切、音は「翰」。手で防ぐの意。また、守衛の意あり。【左伝・文公六年】自ら兵を率いて之を守り、境まで送る。【前漢・法志】手足は以て頭目を護る。【注】扞とは、患難を防ぐなり。又【説文】逆らう・固執するの意。【増韻】抗拒し抵触するの意。【礼記・学記】事既に起こりて後に禁ずれば、抵触抗拒して効なかりがたし。【注】扞とは、堅固にして入り難き様を形容す。又【史記・楚世家】蜀、楚を攻む。ここに楚、扞関を設けて之を防ぐ。【後漢書・郡国志】巴郡魚復県に扞水あり、そこに扞関を置く。又「韝」に通ず。臂鞲・袖套を指す。【前漢書・尹賞伝】鎧を被り臂鞲を着け、刀剣の兵を執る。又「焊」に通ず。【戦国策】豫譲、その矛戟の柄の端に利刃を加う。【注】矛戟の柄の末端を「銲」(焊)と謂い、その端に利刃を加うるなり。又【集韻】古旱切、音は「干」の上声。「擀」と同じ。【集韻】時に「捍」と作る。また別字形に「㪋」とも作る。