康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1405 ページ)
【戌集下】【頁部】頷;康煕筆画:16;ページ番号:1405 頁第 10。【唐韻】胡感切。【集韻】【韻会】【正韻】戸感切。音は菡。【説文】に「面の色黄なるなり」とある。【屈原・離騒】に「長顑頷亦何傷」とあり。注に「顑頷とは、食うこと飽かざるの状なり」という。また腮頷ともいう。【釈名】に「頷とは含の意なり。口中に物を含むがごとし。あるいは頬車ともいい、これも物を承载するに用いる」とある。【前漢・班超伝】に「虎頭燕頷」とあり。【荘子・説剣篇】に「驪龍の頷下」とある。また【揚子・方言】に「頷は下巴なり。南楚では頷という」とある。また【正韻】に五感切、音は顉。首を垂るる意。【左伝・襄公二十六年】に「衛侯、門に入りて逆う者に対して、ただ之に頷すのみ」とあり。注に「頷とは、その首を揺るがすなり」という。また【五音集韻】に胡男切、音は含。これも面黄の意なり。考証:【逸雅】に「頷、含なり」とある。謹んで按ずるに、この語は【釈名】に出づ。今【逸雅】を【釈名】に改む。