康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1009 ページ)
【未集下】【舟部】航;康熙筆画:10;頁碼:1009 頁 27 行目。『広韻』胡郞切、『集韻』寒剛切、音は筕に同じ。『広韻』に「船なり」。『集韻』に「方舟なり」。『淮南子・主術訓』に「賢主の人を用うるや、巧工の木を制するがごとし。大なるものを以て舟・航・柱・梁と為す」とあり、注に「両方の小船を併せて共に済ぐを航と為す」という。また張衡『思玄賦』に「河に臨みて航無きがごとき譬え」とある。また『字彙補』に「禹航は地名なり。今の余杭これなり」とあり、また「杭」に通ず。『詩・衛風』に「誰か謂う、河は広しと。一葦これを杭(わた)る」とあり、注に「杭は度(わた)るなり」という。