康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 646 ページ)
【巳集上】【水部】漦。康煕筆画:15。頁碼:646 頁下段 26 行。『唐韻』『集韻』『韻会』に「俟甾切」とあり、音は「狋」に同じ。『説文』に「順流而下るを指す」とあり、一説に水名とする。また『爾雅・釈言』に「漦は盝(ろく)なり」とあり、李巡の云うに「沫を吐き、涎を流すを指す」という。また『集韻』に「升基切」があり、音は某に同じ(原文欠字)。また「充之切」で音は「蚩」に同じ。「陵之切」で音は「厘」に同じ。「魚其切」で音は「疑」に同じ。以上の音義は皆同じ。また「郎才切」で音は「来」に同じ。地名にして扶風美陽に在り。『史記・樊噲伝』に「軍に従いて雍地の漦城を攻む」と見える。また「斄」と書き、また「厘」とも書く。また「湯来切」で音は「胎」に同じ。「邰」の字と同じ。また「棧山切」にして、魚龍の身に湿滑なる粘液を指す。