康熙字典解説
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【辰集上】【日部】昌;康熙筆画:8;頁碼:491 頁第 10。『広韻』尺良切、『集韻』『韻会』蚩良切、『正韻』歯良切、音は「倡」。『説文』に「美言なり」。『爾雅・釈詁』に「昌、当なり」。『書・大禹謨』に「禹、昌言を拝して曰く」。伝に「昌、当なり」。また『博雅』に「盛なり」。『書・仲虺之誥』に「邦乃ち其れ昌ん」。伝に「国乃ち昌盛なり」。また『詩・鄭風』に「子之昌兮」。伝に「昌、盛壮の貌」。また『詩・斉風』に「猗嗟昌兮」。箋に「昌、狡好の貌」。また『説文』に「一に曰く日光なり」。詩に曰く「東方昌矣」。按ずるに、『詩・斉風・鶏鳴』は「東方明矣、朝既に昌矣」と作り、『説文』の引く所と異なる。また「物」なり。『荘子・在宥篇』に「今夫百昌、皆土に生じて土に反る」。注に司馬云く「百昌は猶お百物のごときなり」。また『儀礼・公食大夫礼』に「昌本」。注に「昌、蒲なり。本、菹なり」。また『史記・天官書』に「斗魁、匡六星を戴き、文昌宮と曰う」。注に「文とは精の聚むるところ。昌とは天紀を揚げ、居を輔拂して、以て天象を成す」。また『集韻』に尺亮切、音は「唱」。「倡」または「昌」に作る。